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ASM Works – アップグレードモジュール:ASM コマンドセンタ

27.09.2021

先を見越した割り当てによって全オペレーターがチームとして継ぎ目なく作業し、ノンストップ生産が可能となります。

インダストリー4.0の登場により、あらゆるメーカーはラインを効率的に稼働して不要な労働力を削減できるインテリジェントオペレーターを期待しています。メーカーの目標は、より賢く効果的に作業するオペレーターの「ドリームチーム」を結成し、ラインをノンストップで稼働させることです。

ASMは、それがもはや夢でないことをお伝えしたいと思います。ASM コマンドセンターは、工程現場からの要求を束ね、作業内容や優先度、オペレーターのスキルに基づいて、各オペレーターへ作業を割当てます。そのため、当社のインテリジェントソフトウェアによって誰もが「ドリームチーム」の一員になれるのです。

ASM Command Centerは基本的に、オペレーターに対して2種類の介入を行います。

  1. ローカル:オペレーター用のスマートウォッチで作業指示を発し、作業すべき場所を正確に示します(例:リール補充、フィーダーの詰まりなどのマシンエラー)。
  2. リモート:ラインでの作業を必要としない問題はリモートコックピットを使用して解決します(例:AOIによる誤検出の検証、部品のセンタリングによる誤視認)。

オペレーターが各ラインに常駐しなくて済むため、当社はこの戦略を用いて各オペレーターの生産性を最大限に高めます。それにより、複数ライン間で資源を共有できるオペレータープールのコンセプトを促進し、必要なオペレーターの人数を削減することが可能になります。

ただし、インテリジェンスはそれにとどまりません。最も一般的なIoT通信規格であるIPC CFX のプロトコルを使用してライン内の他の装置にも簡単に拡張でき、ASM コマンドセンターからライン内の他メーカーの装置のオペレーターにも警報が発せられます。そのため対象範囲がライン全体に拡張され、オペレータープールがより効果的かつ総合的なものとなります。

ASM コマンドセンターによりハードウェアやソフトウェアに継ぎ目なく統合してオペレーター「ドリームチーム」を構築し、独自のスマートファクトリーで将来の不確かな時代に向けて準備と回復力を高めましょう。

ASM Command Centerの詳細については、smt-solutions.jp@asmpt.comまでお問い合わせください。

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